お見舞いのマナー
お見舞いの時期
お見舞いは相手のことを第一に考えて行います。入院の直後や手術の前後、痛みや体調の良くない時期は避けます。
お見舞いに行く際は、事前に相手のご家族に、状態を確認するのがマナーです。
面会時間
午前中は検査などがある場合が多いので、昼食後の午後2時~3時ごろが一般的です。あまり長居はせず20分ぐらいが妥当です。
事前に各病院の面会時間やルールを確認しておきましょう。
もし、相手が眠っている場合は、無理に起こしたり、長い時間待ったりせず、付き添いの方やナースステーションに、お見舞いの品などを預けて引き上げましょう。
お見舞い品
- 生活必需品
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パジャマ・タオル・ルームシューズなど
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パジャマは、病院でレンタルしている場合もあります。また「寝付く(根付く)」として、縁起が悪いとの考え方もあります。
- 食べ物
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お菓子・果物・飲み物など
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食事制限を事前に確認します。付き添いの方などの分も用意しましょう。なるべく日持ちする物にします。
- 趣味の物
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本・雑誌・漫画・CDなど
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入院中は時間をもてあます場合もあるので、暇つぶしになるような物も喜ばれます。
花
花束・アレンジメントなど
鉢植えの花は、「寝付く(根付く)」として縁起が悪いため避けます。花束を持って行く場合は、花瓶も用意しましょう。生花を禁止している病院もあります。
お見舞いに避ける花
- 赤いバラ:「血液」を連想させるため。
- シクラメン:「死」「苦」に通じるため。
- 菊:「葬儀」で使用するため。
- 椿:「花が首から落ちる」ため。
- あじさい:「色があせる」ため。
お見舞い金
- 水引
- 結び切り、または付けない
- 表書き
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病気やけがなどが、二度と起こらないようにと、紅白の結び切りの水引をもちいます。のしは付けません。
目上の方に現金を贈ることはマナー違反となります。その代わり、商品券などが一般的です。
2回目以降のお見舞いには必要ありません。
4(死)や9(苦)のつく金額は避ける。
その他の注意点
- 派手な服装や香りの強い香水などは控える。
- 黒い服装は葬儀を連想させるため避ける。
- なるべく1~3人程度の少人数で行く。特に大部屋の場合は気をつける。
- なるべく小さい子供を連れて行かない。
- 病状・治療法などについて込み入った話はしない。
- 「顔色が悪い」「痩せた」などは、相手が不安になるので口にしない。
- 「がんばって」などと無理に励ますとプレッシャーになる場合もあるので控える。
- 女性ばかりの大部屋には、男性は入らない。
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