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防災の手引き家庭用食料品の備蓄

農林水産省が発行している「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」から備蓄食料品チェックリストを抜粋しました。地震等の大規模な災害や、新型インフルエンザ等の新型感染症の発生時における食料供給の減少対策として、家庭における食料品の備蓄が推奨されています。

アプリ版手帳のおまけでは、チェック内容を保存することができます。

必需品

調理等に使用する水を含め大人1日2〜3リットルが必要です。
熱源は、食品を温めたり、簡単な調理に必要です。
熱源に使用する燃料も忘れずに。

主食

保存性が高く、無洗米は米を研ぐ水が節約できます。1食分の目安は75gです。必要な水の量は精米が140ml+研ぎ水(600ml程度)、無洗米が150ml程度。加熱時間の目安は25分です。
レトルトご飯は、そのままで食べられるものもありますが、湯せんをするとよりおいしくなります。必要な水の量は600ml程度。加熱時間の目安は8〜10分です。
アルファ米は、水、お湯を注ぐだけで食べられ、レトルトご飯に比べると軽量です。必要な水の量は160〜170ml程度。お湯による加熱時間の目安は1〜2分です。
水(湯)とこねて、茹でるとすいとんができます。
フランスパンなど水分の少ない方がカビの発生等が遅くなります。
1食分の目安は切り餅で2個。切り餅ではなく、スライスした餅(鍋などに使用する薄くカットしたもの)を選ぶと熱源が節約できます。
1食分の目安は100g。一般的には麺が細いほどゆで時間が短く、普段使いの食料品の中では賞味期限が長いのが特長です。必要な水の量は600ml程度。加熱時間の目安は、そば、うどん、パスタで15〜20分、そうめんで5〜10分です。
お湯を注ぐだけで食べられ、スープを全て飲むと、塩分の摂取量が多くなります。必要な水の量は300〜500ml程度。お湯による加熱時間の目安は2〜3分です。
水と熱源が不要です。
1食分の目安は50g。ロングライフ牛乳と合わせると良いでしょう。ドライフルーツやナッツ類が入ったものがあります。

※必要な水の量の目安は、最低限必要な水(湯せんが必要なものについては食料品が浸る程度、また、乾麺など茹でた後に水にさらす等の工程は省く)とします。
※加熱時間については、水温、火力、料理器具などにより変わるので、あくまで目安です。

主菜

味付であれば調理不要です。自分の好みに合うものを準備しましょう。
そのまま食べられますが、湯せんするとよりおいしくなります。
豆腐(充填)は常温保存が可能なものがあり、密閉後に加熱殺菌されるため、長期保存が可能です。
おにぎりなどにも利用でき、長期保存が可能です。
殺菌温度が高く、光と空気を遮断する容器に無菌的に充填されているため、常温保存が可能です。

副菜

梅干し、のり、乾燥わかめ、乾燥ひじき、日持ちする野菜類(たまねぎ、じゃがいも、乾燥野菜、漬物等)、缶詰(トマト水煮等)、野菜ジュース等
梅干しは、塩類の補充、殺菌作用や疲労回復の効能が期待できるとされています。
インスタントみそ汁、即席スープ等
缶詰(桃、みかん等)、果汁ジュース、日持ちする果物(バナナ、りんご等)等

その他

塩、みそ、しょうゆ、酢、砂糖等
緑茶、紅茶、コーヒー、ココア等
チョコレート、飴、ビスケット、煎餅等
チョコレート等は、精神的ストレスをやわらげ、エネルギー補給効果もあるとされています。
アレルギー対応食品等
ふりかけ、ジャム、はちみつ、スキムミルク等

出典:農林水産省「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」

防災の手引き

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